広島旅行記2 ~広島市内 原爆ドーム~ [旅行]
東日本大震災により、被災されました多数の皆様、
及びご家族の皆様に対し、謹んでお見舞い申し上げます。
一日も早い復旧・復興を心からお祈り申し上げます。
ども。
近畿地方梅雨明けだそうです。
あっちいあっちい。
今年の夏はデパート(クーラー目当て)か
室内プールで乗り切ろうかと思案中。
さて。
先日の広島旅行。
少々(?)食べ過ぎて体が重たい中、宮島へ向かう前に向かった先は
「原爆ドーム」
今までなかなか広島に足が向かなかったのは、
やはりリアルに感じるであろう
戦争というテーマを直視できなかったのかもしれません。
平和記念公園は山陽新幹線「広島」駅から近くにあります。
周りには広島城や美術館盛りだくさん。
しかししかし。
私はここで大失敗をいたします。
それは
平和公園は左(本川)右(元安川)を流れる川の中州にメインの公園があり、
ドームは右岸沿い(元安川側)にあります(上地図参照)。
おバカな私は右岸のみが平和公園と思い込み。
なんとメインでもある
中州側の平和公園を
見に行けておりませんっ!。
ああ。
大失敗。
中州側の平和公園には広島記念資料館や数々の慰霊碑や慰霊塔、
平和の鐘などはこちら中州側にあります。
皆様、お間違えの無いように。
(普通間違えないはず)
こちらが元安橋。右が右岸沿いで原爆ドームがあります。
平和の鐘や平和記念館は橋を渡って下さいませ。
http://www.pcf.city.hiroshima.jp/
右岸から中州側の平和公園を見たところ。
川の先には原爆投下目標であった「相生橋」があります。
ドームに向かって歩いていくと
「動員学徒慰霊塔」が。
第二次世界大戦中、労働力の不足を補うため、
勤労奉仕に動員され戦禍にたおれた学徒と、
原爆の犠牲者を含めた約1万人の学徒の霊を慰めるため建てられたそうです。
(http://www.pcf.city.hiroshima.jp/参照)
そして全貌が見えてきた原爆ドーム
この辺りからもうすでにこみ上げてくるものがあります。
思ったより小さかった原爆ドームは
小さいながら強いメッセージを放っていました。
昭和20年8月6日。
原爆ドームより少し先にある「相生橋」を投下目標として原子爆弾が投下されました。
実際の爆心地は原爆ドームより約北西160メートル地点ですが
あまりにも投下目標地点と近い場所の為その正確さがかえってゾッとしました。
wikiによると
原爆炸裂後、建物は0.2秒で通常の日光による
照射エネルギーの数千倍という熱線に包まれ、
地表温度は3,000℃に達した。
0.8秒後には前面に衝撃波を伴う秒速440メートル以上の爆風
(参考として、気温30℃時の音速は秒速349メートルである)が襲い、
350万パスカルという爆風圧(1平方メートルあたりの加重35トン)にさらされた。
このため建物は原爆炸裂後1秒以内に
3階建ての本体部分がほぼ全壊したが、
中央のドーム部分だけは全壊を免れ、
枠組みと外壁を中心に残存した・・・・とあります。
wiki
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8E%9F%E7%88%86%E3%83%89%E3%83%BC%E3%83%A0
いったいどうやったら想像することが出来るのかわからないくらいの衝撃波と爆風です。
恐ろしい。
本当に恐ろしい出来事が教科書上ではなく
ここで起きたのです。
ちなみに投下した戦闘機はご存じB-29(enola gay エノラ・ゲイ)。
今は「スミソニアン航空宇宙博物館」の管轄内に展示されています。
↓はスマソニアンの博物館内のenola gayです。
http://www.nasm.si.edu/exhibitions/gal103/enolagay/
こちらはenola gayの操縦席をパノラマで見れます。
なんかとても複雑な思いがしますので
スルーされる方はその方がいいかと思います。
http://www.davidpalermo.com/data/slideshow/4/enolagay/index.html
ゆっくりと原爆ドームを回りながら
涙が止まりませんでした。
周りを見渡せば元気で活気にあふれる広島市と
自然の木々や穏やかに流れる川。
原爆ドームともに生きてきた強い広島の市民の皆様。
散歩中のご家族や修学旅行生。
今は問題はあっても平和なんだと思わせる現状と
それに反してひどい時代であった象徴のこのドーム。
それらが複合してるこのドーム周辺が
本当に平和でありますようにと思わせ、
願わずにいられませんでした。
この鉄筋は当時のまま曲がっているのでしょうか。
こちらが相生橋。真ん中あたりに市電が走ってます。
ここが投下目標だったなんて。
戦争反対。
絶対反対。
修学旅行生が原爆ドームの前で
peaceをして記念写真をしているのを眺めながら
そのpeaceにはとても意味があるんだと思いました。
love and peace to everyone
最後まで読んで下さってありがとう
皆様にいつも幸せが訪れますように。
+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚。
celina
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